訪問ネットワーク診断では、症状のある機器だけを見るのではなく、回線から端末までの通信経路を確認します。原因が一つとは限らないため、現象、構成、測定結果を組み合わせて判断します。

最初に確認すること

症状、発生時期、場所、時間帯、影響する端末、直前の機器交換や設定変更を聞き取ります。「遅い」「切れる」だけでなく、どの操作で困るかを確認します。

回線・回線機器

ONU、ホームゲートウェイ、ルーターの接続状態、ランプ、役割、契約回線、有線接続時の状態を確認します。必要に応じて回線側と宅内側を分けて比較します。

ルーター・ネットワーク構成

ルーターモード、ブリッジモード、DHCP、IPv4・IPv6、二重ルーター、LAN配線、スイッチ、固定IPの有無を整理します。既存業務への影響を避け、変更前の状態を記録します。

Wi-Fi環境

利用場所ごとの電波強度、周波数帯、チャンネル、干渉、アクセスポイント、中継機、メッシュ構成、端末の接続先を確認します。速度だけでなく、切断や遅延の再現性も見ます。

端末・周辺機器

パソコン、スマートフォン、プリンター、NAS、決済端末、防犯カメラ等について、IP設定、保存済みネットワーク、資格情報、OS・ドライバー、アプリ設定を比較します。

診断後に行うこと

原因または可能性の高い箇所、変更した設定、残る課題、機器交換が必要か、再発時の確認方法を説明します。当日解決できない回線障害や機器故障では、次に連絡すべき窓口と伝える内容を整理します。

依頼前に準備する情報

  • 回線会社・プロバイダー名
  • ルーター・NAS等の型番
  • 管理画面情報が分かる資料
  • 症状が出る端末と場所
  • 正常だった時期と直前の変更
  • 訪問時に停止できない業務や機器

診断の限界

回線会社側の設備、建物共用設備、管理権限のない機器、故障した記憶媒体などは、その場で修復できない場合があります。その場合も、確認できた範囲と次の対応を明確にします。

通信トラブルを、機器単体ではなく環境全体から診断します。東京23区・横浜・川崎を中心に、家庭と小規模事業所へ訪問対応。