NETWORK_KNOWLEDGE
10ギガ回線へ変更しても社内ネットワークが速くならない理由
10Gbps回線導入後も遅い場合に、ルーター、LAN、スイッチ、NAS、端末、Wi-Fiのボトルネックを確認します。
10ギガ回線へ変更しても、社内の全通信が10Gbpsになるわけではありません。回線終端装置から端末までのどこか一箇所が1Gbps以下、または処理能力不足なら、そこで速度が制限されます。
主なボトルネック
- ルーターのWAN・LANポートや実効処理能力
- 1Gbpsまでのスイッチングハブ
- 古いLANケーブルや不適切な配線
- 端末のLANアダプター
- NASのディスク・CPU・ネットワーク性能
- Wi-Fi規格、電波環境、端末側アンテナ
回線速度と社内転送速度を分ける
インターネット速度測定と、社内のNAS・サーバー間転送は別の経路です。それぞれを個別に測り、どこで低下しているか確認します。
確認する順番
- ONU直下または対応ルーター直下の有線速度
- ルーター各ポートのリンク速度
- スイッチと端末のリンク速度
- LAN内の端末間転送
- Wi-Fi区間との比較
表示速度だけで判断しない
10Gbpsでリンクしていても、CPU負荷、セキュリティ機能、ケーブル品質、保存装置の性能により実効速度は下がります。
専門家へ相談する目安
回線会社、ルーターメーカー、NASメーカーの説明が分かれ、責任区間を特定できない場合は、通信経路全体を横断して測定する必要があります。
公開:2026年8月3日/最終更新:2026年8月3日