10ギガ回線へ変更しても、社内の全通信が10Gbpsになるわけではありません。回線終端装置から端末までのどこか一箇所が1Gbps以下、または処理能力不足なら、そこで速度が制限されます。

主なボトルネック

  • ルーターのWAN・LANポートや実効処理能力
  • 1Gbpsまでのスイッチングハブ
  • 古いLANケーブルや不適切な配線
  • 端末のLANアダプター
  • NASのディスク・CPU・ネットワーク性能
  • Wi-Fi規格、電波環境、端末側アンテナ

回線速度と社内転送速度を分ける

インターネット速度測定と、社内のNAS・サーバー間転送は別の経路です。それぞれを個別に測り、どこで低下しているか確認します。

確認する順番

  1. ONU直下または対応ルーター直下の有線速度
  2. ルーター各ポートのリンク速度
  3. スイッチと端末のリンク速度
  4. LAN内の端末間転送
  5. Wi-Fi区間との比較

表示速度だけで判断しない

10Gbpsでリンクしていても、CPU負荷、セキュリティ機能、ケーブル品質、保存装置の性能により実効速度は下がります。

専門家へ相談する目安

回線会社、ルーターメーカー、NASメーカーの説明が分かれ、責任区間を特定できない場合は、通信経路全体を横断して測定する必要があります。

通信トラブルを、機器単体ではなく環境全体から診断します。東京23区・横浜・川崎を中心に、家庭と小規模事業所へ訪問対応。