二重ルーターとは、通信経路上にルーター機能が二段で動いている状態です。通常のWeb閲覧はできることが多いため気付きにくい一方、NAS、VPN、ゲーム、遠隔接続、ポート開放で問題が出ることがあります。

起こりやすい構成

回線事業者のホームゲートウェイに、市販のWi-Fiルーターをルーターモードで接続した場合に起こりやすくなります。古いルーターを残したまま新しいルーターを追加した場合も同様です。

主な兆候

  • 端末のIPアドレス帯と上位機器のIPアドレス帯が異なる
  • ルーターのWAN側にもプライベートIPが割り当てられている
  • ポート開放やVPN接続がうまくいかない
  • NASやプリンターが別のWi-Fiから見えない
  • 機器ごとに異なるSSIDが残っている

安全な確認方法

  1. 回線機器と追加ルーターの型番を確認する
  2. 接続図を作る
  3. 追加ルーターの動作モードを確認する
  4. 端末のIPアドレスとデフォルトゲートウェイを確認する
  5. 電話・テレビ・固定IP等の利用有無を確認する

必ず解消すべきとは限らない

意図的にネットワークを分離している構成もあります。業務用機器、来客用Wi-Fi、特定セキュリティ要件がある場合、単純にブリッジモードへ変更すると問題になることがあります。

変更前の注意

現在正常な機器、固定IP、VPN、NAS、プリンターの設定を記録してください。原因が二重ルーターか不明なまま変更するより、影響範囲を確認してから整理します。

通信トラブルを、機器単体ではなく環境全体から診断します。東京23区・横浜・川崎を中心に、家庭と小規模事業所へ訪問対応。