速度測定は便利ですが、1回の数値だけで回線やWi-Fiの良否を断定できません。測定条件をそろえ、用途に関係する項目を確認する必要があります。

下り速度

Web閲覧、動画視聴、ファイル受信などに関係します。大きなファイルの取得には重要ですが、Web会議の途切れは下り速度だけでは判断できません。

上り速度

Web会議で自分の映像を送る、クラウドへ保存する、写真や動画をアップロードする場合に関係します。

Ping・遅延

通信の往復時間を示します。Web会議、遠隔操作、ゲームでは、速度より遅延の影響が大きいことがあります。

ジッターとパケットロス

遅延のばらつきや通信データの欠落です。平均速度が高くても、音声の途切れや瞬断の原因になります。

正しい比較方法

  1. 同じ端末と測定サービスを使う
  2. ルーター近く、有線、問題場所で比較する
  3. 朝・昼・夜など複数時間帯で測る
  4. 測定中の他端末の大容量通信を確認する
  5. 結果と症状を同時に記録する

最大速度との比較に注意

契約上の最大速度は、常に得られる実測値ではありません。建物設備、回線混雑、ルーター、端末、Wi-Fi規格によって結果は変わります。

数値が良くても問題が残る場合

短い瞬断、特定アプリだけの不調、端末切り替え、DNS遅延などは通常の速度測定で捉えにくいことがあります。測定値と実際の困り方を合わせて判断してください。

通信トラブルを、機器単体ではなく環境全体から診断します。東京23区・横浜・川崎を中心に、家庭と小規模事業所へ訪問対応。