共有フォルダーへアクセスできない原因は、NASやサーバーの故障だけではありません。端末が同じネットワークにいない、名前解決ができない、資格情報が残っている、共有権限とファイル権限が一致しないなど、複数の要素が関係します。

まず影響範囲を確認する

  • 全端末で使えないか、一台だけか
  • 共有名ではなくIPアドレス指定でも使えないか
  • 有線とWi-Fiで差があるか
  • 同じネットワーク・VLANに接続しているか
  • 直前にパスワード、Windows、NAS設定を変更したか

一台だけ接続できない場合

保存済み資格情報、ファイアウォール、ネットワークプロファイル、SMB設定、時刻ずれ、端末のIP設定を確認します。

全端末で接続できない場合

NAS・サーバーの電源、LANランプ、IPアドレス変更、ストレージ状態、共有サービス、ルーターやスイッチを確認します。

名前では接続できずIPでは接続できる場合

DNS、NetBIOS、mDNSなどの名前解決が候補です。機器交換後やネットワーク分割後に起こることがあります。

認証画面が繰り返される場合

ユーザー名の形式、パスワード、アクセス権、保存済み資格情報を確認します。複数の異なるユーザーで同一共有先へ接続すると競合することがあります。

避けるべき操作

原因が分からないまま共有権限を全員許可へ変更したり、セキュリティ機能を全面停止したりしないでください。データ保護とアクセス制御を損なう可能性があります。

専門家へ相談する目安

業務データがある、複数端末・複数OSが関係する、権限変更後に問題が起きた、バックアップ状況が不明な場合は、データを守りながら切り分ける必要があります。

通信トラブルを、機器単体ではなく環境全体から診断します。東京23区・横浜・川崎を中心に、家庭と小規模事業所へ訪問対応。