通信が遅いとき、回線会社を変えるべきか、Wi-Fi環境を改善すべきかは、原因の場所によって異なります。最も基本的な方法は、同じ時間帯に有線接続とWi-Fi接続を比較することです。

有線接続を基準にする

可能ならパソコンをルーターへLANケーブルで直接接続し、Wi-Fiを切った状態で確認します。有線も遅ければ、回線、ONU、ホームゲートウェイ、ルーターのWAN側、LANケーブルなどを優先します。有線は速くWi-Fiだけ遅ければ、電波、設置、周波数帯、端末を確認します。

同じ端末・同じ時刻で比較する

異なる端末や異なる時間帯の測定値は単純比較できません。できるだけ同じ端末、同じ測定先、同じ時刻で比較してください。

場所による差を見る

ルーターの近くでは速く、別室で遅い場合は宅内Wi-Fiの影響が大きいと考えられます。近くでも遅い場合は、電波干渉、ルーター負荷、端末側の制約も確認します。

時間帯による差を見る

夜間だけ有線・無線の両方が遅くなる場合は、回線混雑や集合住宅設備の影響が考えられます。Wi-Fiだけ時間帯で変化する場合は、近隣電波の混雑も候補です。

速度測定だけで判断できない症状

Web会議の途切れ、ゲームの遅延、DNS応答の遅さ、短い瞬断は、平均速度が高くても発生します。遅延やパケットロス、再現する操作も記録してください。

判断に迷う場合

回線会社、ルーターメーカー、端末メーカーの担当範囲が分かれる環境では、回線から端末までを一続きに確認する横断診断が有効です。

通信トラブルを、機器単体ではなく環境全体から診断します。東京23区・横浜・川崎を中心に、家庭と小規模事業所へ訪問対応。