Wi-Fiルーターの性能が十分でも、設置場所が悪いと通信範囲と安定性が大きく低下します。電波は壁、床、金属、水分、周辺機器の影響を受けるため、家や事務所の中央に近い開けた位置を基本に考えます。

設置に向いている場所

  • 利用範囲の中央に近い場所
  • 床から少し高く、周囲が開けた場所
  • 主要な部屋へ遮蔽物が少ない場所
  • 放熱でき、電源と配線を安全に確保できる場所

避けるべき場所

床や部屋の隅

電波が家具や壁に遮られ、反対側の部屋へ届きにくくなります。

金属製収納や分電盤の近く

金属は電波を遮蔽・反射します。収納扉を閉めると急に弱くなることもあります。

電子レンジやコードレス機器の近く

2.4GHz帯へ干渉する可能性があります。

水槽・水回り

水分は電波を減衰させます。

熱がこもる場所

発熱による不安定化や機器寿命への影響が考えられます。

戸建て・複数階の場合

一階の端に置いた一台で全階を賄うのは難しいことがあります。階段付近や吹き抜けを利用する、各階へアクセスポイントを置くなど、建物構造に合わせます。

移動前の注意

光回線や電話機能を含む機器は自由に移動できない場合があります。長いLANケーブルでWi-Fiアクセスポイントだけを適切な場所へ移す方法も検討します。

通信トラブルを、機器単体ではなく環境全体から診断します。東京23区・横浜・川崎を中心に、家庭と小規模事業所へ訪問対応。