DIAGNOSTIC RECORD

診断記録

環境・症状・確認内容を分け、原因と対応の関係が分かる形で掲載しています。

発生環境

医療機関の院内ネットワーク。機器や施設を特定する詳細は非公開。

症状

インターネット接続が頻繁に切断し、院内LANの機器間通信にも障害が発生。

調査結果

二重ルーター構成と192.168.10.x・192.168.1.xのネットワーク系統の分断を確認。

真因

院内LANの分断はIP系統が分かれた構成に起因。インターネットの断続的切断については単独原因を断定しない。

対応

二重ルーター構成を解消し、院内ネットワークを192.168.1.x系統へ統一。

改善結果

作業後、インターネット接続と院内LANの通信双方の正常動作を現地確認。

個人情報保護のため必要な範囲で匿名化しています。作業時間、料金、改善結果は環境や作業範囲によって異なります。

事例の補足説明

実際の訪問対応事例:2026年11月6日の対応を、施設名、所在地、機器の詳細などを伏せて紹介しています。記載のIPアドレスはプライベートアドレス帯の系統を示すものです。施設を特定できる構成情報は公開していません。

ご相談内容:院内のインターネットが頻繁に切れ、院内LANもつながらない

医療機関から、インターネット接続が頻繁に切断されるとの相談を受け、ネットワーク構成を現地調査しました。院内ネットワークの機器間通信にも問題が発生していました。

現地調査:二重ルーターと二つのIP系統を確認

ルーターが二段で動作する構成に加え、192.168.10.x と 192.168.1.x の異なるネットワークが混在していました。院内LANが分断され、機器間の通信に支障が生じていることを確認しました。

なお、二重ルーター自体が必ずインターネットの瞬断を引き起こすわけではありません。本件では構成上の問題を整理した後に症状が解消したことを確認していますが、断続的な切断の単独原因まで測定によって特定したものではありません。

実施した対応:ネットワークを192.168.1.x系統に統一

二重ルーター構成を解消し、院内ネットワークのIP系統を 192.168.1.x 側へ統一しました。変更の対象となる機器や運用上の詳細は非公開としています。

対応後の確認:インターネットと院内LANの両方が正常化

作業後、インターネット接続と院内LANの通信の双方が正常に動作することを現地で確認しました。長期にわたる無停止や、未確認の院内システム・医療機器すべての稼働を保証するものではありません。

今回のポイント:IP構成とルーターの役割を確認する

通信が不安定な場合は、Wi-Fiや回線だけでなく、ルーターの役割、IPアドレス体系、デフォルトゲートウェイ、機器間の到達性も調べる必要があります。二つのネットワークを意図して分離している環境もあるため、医療機関などではセキュリティ上の分離要件や管理者の方針を確認した上で構成変更を行うことが重要です。

通信トラブルを、機器単体ではなく環境全体から診断します。東京23区・横浜・川崎を中心に、家庭・店舗・中小規模事業所へ訪問対応。