同じ建物でも、部屋ごとにWi-Fiの状態は大きく変わります。距離だけではなく、壁や床の材質、配管、家具、ルーターの高さ、周辺電波が影響するためです。

問題の場所と境界を確認する

「部屋全体で弱い」のか、「入口では使えるが奥で切れる」のかを確認します。廊下、階段、ドア付近でも測ると、電波がどこで急に弱くなるか分かります。

ルーターの位置と高さ

建物端、床置き、収納内、テレビ裏は不利になりやすい場所です。利用範囲の中央に近く、床からある程度高い開放された位置が基本です。ただし回線口や配線の制約もあるため、仮移動で効果を確認してから固定します。

壁・床・設備の影響

鉄筋コンクリート、金属扉、断熱材、床暖房、浴室、配管スペースなどは電波を弱めることがあります。間取り図だけでなく、実際の伝わり方を測る必要があります。

2.4GHzと5GHzの差

5GHzが弱い部屋でも2.4GHzなら安定する場合があります。一方、2.4GHzは周辺混雑や家電干渉の影響を受けます。単純にどちらかへ固定せず、場所と用途に応じて比較します。

中継機の置き場所

電波が届かない部屋の中へ中継機を置いても、弱い通信を中継するだけです。親機から十分な品質で受信でき、かつ問題場所へ届く中間地点を探します。

自己確認の方法

  1. 同じ端末を使う
  2. 測定時刻をそろえる
  3. ルーター近く、廊下、問題部屋の順で比較する
  4. 2.4GHzと5GHzを分けて確認する
  5. 扉の開閉で差が出るか確認する

電波調査が必要なケース

複数階、鉄筋住宅、店舗・事務所、既に中継機やメッシュを導入している環境では、感覚だけで機器を追加すると構成が複雑になります。各地点の強度だけでなく、通信品質と接続先を同時に確認することが重要です。

通信トラブルを、機器単体ではなく環境全体から診断します。東京23区・横浜・川崎を中心に、家庭と小規模事業所へ訪問対応。